友好度の話

 

恋愛とか、友情とか、全部含めた「好き」について。

 

人から好かれている、ってどうしたらわかるんだろうか。

 

自分この人のこと好きだけど、この人は私のこと苦手なんだろうな、って思う時があって。ときどきそれが勘違いだったりする。

でも、私のこと苦手なのに苦手じゃないみたいな感じで振る舞っていてくれていて、なんて優しい人なんだろうとますますその人のことを好きになる。

でも、それは向こうにとっちゃ迷惑な話で。

だから極力近づかないで君を好きでいたいんです。好きでいてごめんなさい。

それが一番悲しい。

 

自分が好きな人にしか優しくしないでほしい。嫌いな人には無理して優しくしないでほしい。

 

 

会ったら話しかけていい人、ご飯に誘っていい人、遊びに誘っていい人、用もないけど「会いたい」って言っていい人、夜中に電話をかけていい人、ただの愚痴をこぼしてもいい人、一緒にいてもいい人、ダメな人。自分の弱みを見せてもいい人、絶対に見せたくない人、この人の前では強くありたいと思う人。

 

友達の段階にもいろいろあって、でも線引きはうまくできなくて。

向こうも同じくらい自分のことを好きでいてくれないと、ただのストレスになってしまうから、難しい。

そこまで好きじゃない人の愚痴を聞くなんてただの時間の無駄遣いでしかないし。

 

 

人から相談された人は、自分のことを信頼してくれて、この人になら相談してもいい、っていう風に認定されたわけで、

人から相談に乗ってもらった人は、そんな優しいひとから愛されているという確認を得たわけで。

その時点で、もう悩んでいるなんて贅沢な話だ。

 

たかが「ご飯に誘う」という行為だって、よくよく考えたら小さな告白のようなもので。

美味しいものは、好きな人と食べたいに決まってる。時間とお金と食事の価値を全部その人が決めてしまう。

 

 

ゲームみたいに友好度が全部数値化されてランクが分けられていればいいのに。と思った、ハートが青色から赤色に変わっていくのが見れればいいのに。

 

そしたら、「好き」という言葉はもう意味を為さなくなるんだろうな。

 

人間、もっとわかりやすくていいのになぁ。

 

 

 

今日は無音。